2009-01-01から1年間の記事一覧

『ほぼ日刊イトイ新聞ー日本のこども 吉本隆明』を読んで

子どものことは基本的に、 全部親がやることだよ、 というふうに思っています。 だって、ほかの人が 責任を取りようが ないことじゃないですか。 これは2008年4月28日にアップされた「(1)責任を取れるのは、誰?」という記事の一部である。これは…

『海辺のカフカ(下)』村上春樹著を読了

『海辺のカフカ(下)』村上春樹著を読了した。森の奥の世界はどういう世界なのだろうか。とても気になった。いつものことながら読了した後は、なにか不思議な気持ちになる。細かい部分は、後日書こうと思う。

『海辺のカフカ(下)』村上春樹著を読み始める

昨日より『海辺のカフカ(下)』村上春樹著を読み始める。いつも村上さんの作品の下巻は、展開が速く感じる。「ナカタ」と「カフカ」とのからみ具合がどうなるか、とても気になってくる。海辺のカフカ (下) (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社…

『ほぼ日刊イトイ新聞ーテレビと落とし穴と未来と。』を読んで

糸井 登場人物の中で いちばん大人っぽいのは、その親父ですね。 吉本 そうなんです。 それでぼくはまた「へぇ」と思いました。 専門というのはちがうものだなと思ってね。 一日貸したから、いくらくれとか、 そういうふうに言ったら、 ただの中小企業ですよ…

『海辺のカフカ(上)』村上春樹著を読了

『海辺のカフカ(上)』村上春樹著を読了した。「ジョニー・ウォーカー」の登場の章で衝撃がおおきく、読む速度がスピードダウンしてしまった。「僕」と「ナカタ」を関連づける雰囲気がしばしば現れてきた。この後の展開がとても楽しみである。 細かい感想と…

『海辺のカフカ(上)』村上春樹著を読み始める

『海辺のカフカ(上)』村上春樹著を読み始める。今のところ物語がたんたんとすすんでいく感じがする。まだ、半分くらしか読んでいないが、この後「カフカ」がどうなるのか、「ナカタ」と「カフカ」がどうからんでくるのか、展開がとても楽しみだ。海辺のカ…

『ノルウェイの森(上)(下)』村上春樹著を読んで

この小説の中に 死は生の対極としてではなく、その一部として存在している。 (上p54) という一節がある。生と死は別のものではなく生の延長線上にある、と言う風に私は勝ってに解釈をした。私は死というものはこういうものであると思う。けして終わりで…

『ほぼ日刊イトイ新聞ー2008年吉本隆明』を読んで(4)

糸井 アメリカのテレビドラマを見てれば、 だいたい予言できるってことでしょうか。 吉本 あ、それはそうですね。 そう思います。 それは早いですよ。 糸井 小説だと、ちょっとずれちゃいますね。 小説は大衆の共感じゃなくて、 書きたいものを書くから違う…

『ほぼ日刊イトイ新聞ー2008年吉本隆明』を読んで(3)

進歩的な人から保守的な人、全部集めて考えて、今生きてる政治家の中じゃ、舛添さんって人を、政治家らしい政治家ってのはこの人だけだよ、と思ってました。 だけど、同時にどこまでつづくかな、とも思ってました。 つまりあの人は、いわゆる素人ですから、…

『ノルウェイの森(下)』村上春樹著を読了

『ノルウェイの森(下)』村上春樹著を読了した。 やはり、これまでの村上作品とは違うものを感じた。また、特に直子の作品中に出てくる言葉はとても面白く共感するものがとても多かった。ノルウェイの森 下 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講…

『ほぼ日刊イトイ新聞ー2008年吉本隆明』を読んで(2)

糸井 そうすると、小沢さんを大事にしなきゃ、ということになります。 吉本 そうそう。それがよくわかってるから、あのとき、みんなが大事にしたんですよ。押しまくったら分裂するから、一生懸命になって鳩山と菅というのが止めたわけですね。 これは200…

『ほぼ日刊イトイ新聞ー2008年吉本隆明』を読んで

糸井 ということは、自民党が言ってるほど「民主党は政権取れる党じゃない」というのは、間違いですね。 吉本 間違いと思います。自民党と民主党は同じようなもので、むしろ何か新しいことが起こるとすれば、民主党がうまくいったとときにそうなるでしょうし…

『ノルウェイの森(下)』村上春樹著を入手

e-honにて注文をしておいた『ノルウェイの森(下)』村上春樹著を購入した。ノルウェイの森 下 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/09/15メディア: ペーパーバック購入: 26人 クリック: 230回この商品を含むブログ (550件) を見…

『民間暦』宮本常一著を読んで

民間暦第2部「神を招く木」 神を向かえるためには、神の来り給うための目じるしが示される。いわば神を招く木である。正月の門松はその神を招く木であった。今日ではまったく飾りとなってしまって、松の若木を伐ることは国策に反するとか、あるいは然らずと…

『ノルウェイの森(上)』村上春樹著を読了

『ノルウェイの森(上)』村上春樹著を読了した。「緑」と「直子」、それぞれに気になる女性である。これから僕とどうなっていくかが楽しみである。また、「突撃隊」もとても愉快な存在だ。細かい感想は下巻を読了してからにしようと思う。

はてなブローガーの本まとめて欲しい

はてなブロガーの本まとめて欲しい! A賞も欲しいのはやまやまだが、梅田望夫さんのサイン本も欲しいのでB賞を希望します。

『ノルウェイの森(上)』村上春樹著を読み始める

『ノルウェイの森(上)』村上春樹著を読み始める。本の帯に書いてあったのだが、2011年に映画化されることが決定されているらしい。また、この作品はつい最近一千万部を突破した。 まだ、少ししか読んではいないが、なにか他の作品とは少し違う雰囲気が…

『民間暦』宮本常一著を読了

『民間暦』宮本常一著を読了した。特に印象に残った部分は「民間暦」のなかの「むすび」の部分だ。田舎がさびれてつまらなくなったことの理由をこの部分で著者が述べている。なるほどと思った。細かい感想は後日書くことにする。民間暦 (講談社学術文庫 (715…

『ノルウェイの森(上)』村上春樹著を入手

『ノルウェイの森(上)』村上春樹著をe-honで購入した。自宅に『1Q84』もあるが(私が購入したのではないが)、『ノルウェイの森』それから『海辺のカフカ』と『アフタダーク』を読んでから『1Q84』を読もうと思っている。ノルウェイの森 上 (講談…

『民間暦』宮本常一著を読んでいる

今日は「民間暦」の第1部を読了し、第2部を読み始めた。第1部では民間暦と年中行事について、第2部では「物忌」「みそぎはらい」「神を招く木」などについての内容である。古くからの日本の行事について書かれておりとても面白い。

『民間暦』宮本常一著を読み始める

『民間暦』宮本常一著を読み始め、「新耕稼年中行事」を読了した。タキギやワラ細工に農具のことなど興味深いものが多数あり、当時の日本の人々の暮らしぶりがよくわかる内容であると思う。民間暦 (講談社学術文庫 (715))作者: 宮本常一出版社/メーカー: 講…

「今に生きる親鸞」吉本隆明著を読んで

序章 親鸞との出会い 善人が往生をとげるのだから、悪人はなおさらだ、なぜなら自分を善だと思っている人間は、どこか自力を頼みとするおごりの心をもっているが、自分を悪だと自覚している人間はひたすら阿弥陀仏を頼みとする謙虚さをもっているからだとい…

『1973年のピンボール』村上春樹著を読了

昨日、『1973年のピンボール』村上春樹著を読了した。この小説は青春3部作の2作目の小説である。この作品の中に登場するもので「ハロー・メリー・ルー」「ペニー・レイン」の歌や、「ラバーソウル」などのアルバムなど、私にとってはとても懐かしくも…

『シリコンバレーから将棋を観る』梅田望夫著を読んで

第一章 羽生善治と「変わりゆく現代将棋」 この第一章の中に 恐らく私の中にも固定観念が形作られているのでしょう。プロの将棋界は百数十人の世界ですが、いつも対戦する相手は10人程度。同じようなメンバーの中で指し続けているうちに、その中である種の…

「家郷の訓」宮本常一著を読んで

「女中奉公」という話の中に 秋仕奉公はアラシコとも言った。時期は耕作物の対象によってきまっていなかった。すなわち麦刈時分のものは旧四月に、綿耕作のものは旧七月の盆すぎに、稲刈は旧九月にそれぞれ出ていったのである。その中でも稲の秋仕が一番多か…

本日注文した本

eーhonで『1973年のピンボール』村上春樹著と『民間暦』宮本常一著を注文した。宮本常一の著書を選ぶ時にはいつも迷ってしまう。『塩の道』『旅する巨人』『イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を読む』などもすてがったのだが、また次の機会にすること…

『今に生きる親鸞』吉本隆明著を読了

『今に生きる親鸞』吉本隆明著を読了した。親鸞の思想を吉本隆明さんが、現代にあてはめてわかりやすく表現をしている。また、脚注がついていて仏教用語がわからない私でも読むことができた。『最後の親鸞』を読んで消化不良をおこしていた部分がこの著書に…

『シリコンバレーから将棋を観る』梅田望夫を読了

『シリコンバレーから将棋を観る』梅田望夫著を読了した。羽生善治、佐藤康光、深浦康市、渡辺明らのことが書かれており、とても興味深い内容であった。将棋とここに登場した4人の棋士にすごく興味が湧くきっかけとなる著書となると思う。くわしい感想は後…

『遠野物語』柳田国男著を読んで

『遠野物語』の中で「ザシキワラシ」や「日本狼」に「河童」が登場する物語は興味深く読むことができた。「九一」の中で山の神の祟りで男が死んでしまう物語があった。これは男が山に入って「山の神」の邪魔をしてしまったことにより、その男が死んでしまう…

『シリコンバレーから将棋を観る』を注文

将棋ということもあってなかなか購入する気にはなれなかった。将棋はこどもの頃に遊びとしてやったことがあるくらいで、今はぜんぜんやっていないし、将棋のことはよくわららない。 そんななかこの著書を英訳するプロジェクトができ、先日その英訳が完了した…