2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

保坂和志の小説「世界の奏でる音楽」

保坂和志の小説「世界の奏でる音楽」の中の文章を梅田望夫さんが「はてなハイク」にのせていたので紹介する。 批判は知的な行為ではない。批判はこちら側が一つか二つだけの限られた読み方の方法論や流儀を持っていれば簡単にできる。本当の知的行為というの…

「日本語が亡びるとき」水村美苗著を読んで(2)

日本語が亡びるとき―英語の世紀の中で作者: 水村美苗出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/11/05メディア: 単行本購入: 169人 クリック: 12,657回この商品を含むブログ (456件) を見る この前は読み終えての直後の感想を書いてみたが、今日は細かい感想に…

「日本語が亡びるとき」水村美苗著を読んで(1)

梅田望夫さんがブログで紹介した「日本語が亡びるとき」水村美苗著を読んだ直後の感想を書いてみる。 梅田さんのブックマークコメントへの発言、その発言に対する言及など、この本を読み終えた直後はどうでもいいと私は感じた。 「国民の一部がバイリンガル…

「日本語が亡びるとき」水村美苗著をもうすぐ購入

この本は今、すべての日本人が読むべき本だと思う。「すべての」と言えば言いすぎであれば、知的生産を志す人、あるいは勉学途上の中学生、高校生、大学生、大学院生(専門はいっさい問わない)、これから先言葉で何かを表現したいと考えている人、何にせよ教…

企業家インタビュー 近藤淳也を読んで

手近な成功や、お金など、単純な価値観で物事を判断しないほうがいい。例えばですが、もしも宇宙人が地球を観察していたとしましょう。彼らが、「この人間は何だか面白いことをやっているから、注目しておこう」って選ばれるような存在を目指すべき(笑)。 …

「へんな会社」のつくり方  近藤淳也著を読んで

梅田望夫さんのウェブブック「生きるための水が湧くような思考」の中で、『「へんな会社」のつくり方』近藤淳也著を紹介していたので、購入をして読んでみた。その感想を書いてみる。 『PART1「情報を共有する」』の「2、私とあなたの情報を共有する」…