2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『シリコンバレーから将棋を観る』梅田望夫著を読んで

第一章 羽生善治と「変わりゆく現代将棋」 この第一章の中に 恐らく私の中にも固定観念が形作られているのでしょう。プロの将棋界は百数十人の世界ですが、いつも対戦する相手は10人程度。同じようなメンバーの中で指し続けているうちに、その中である種の…

「家郷の訓」宮本常一著を読んで

「女中奉公」という話の中に 秋仕奉公はアラシコとも言った。時期は耕作物の対象によってきまっていなかった。すなわち麦刈時分のものは旧四月に、綿耕作のものは旧七月の盆すぎに、稲刈は旧九月にそれぞれ出ていったのである。その中でも稲の秋仕が一番多か…

本日注文した本

eーhonで『1973年のピンボール』村上春樹著と『民間暦』宮本常一著を注文した。宮本常一の著書を選ぶ時にはいつも迷ってしまう。『塩の道』『旅する巨人』『イザベラ・バードの「日本奥地紀行」を読む』などもすてがったのだが、また次の機会にすること…

『今に生きる親鸞』吉本隆明著を読了

『今に生きる親鸞』吉本隆明著を読了した。親鸞の思想を吉本隆明さんが、現代にあてはめてわかりやすく表現をしている。また、脚注がついていて仏教用語がわからない私でも読むことができた。『最後の親鸞』を読んで消化不良をおこしていた部分がこの著書に…