読書

『村上春樹、河合隼雄に会いにいく 』河合隼雄、村上春樹著を読了

村上春樹、河合隼雄に会いにいく (新潮文庫)作者: 河合隼雄,村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1998/12/25メディア: 文庫購入: 20人 クリック: 76回この商品を含むブログ (178件) を見る

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹著を読んで

自由を奪われた人間は必ず誰かを憎むようになります。 (p66) そう思う。 「おれが会社勤めからもうひとつ学んだのは、世の中の大抵の人間は、他人から命令を受け、それに従うことにとくに抵抗を感じていないということだ。むしろ人から命令されることに喜…

『あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝 』佐野眞一著を読んで

あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝 (ちくま文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 78回この商品を含むブログ (20件) を見るそれぞれの虚人のことがそれぞれに興味深いものばかりだった。どの方が特に…

『FCバルセロナ』西部謙司著を読んで

「われわれのやり方で、ボールを70パーセント程度支配できれば、試合の80パーセントには勝つことができる」 88年にバルセロナの監督に就任したクライフの右腕として、”ドリームチーム”を支えたカルレス・レシャック(当時のコーチ)は、勝利のシナリオについ…

『スプートニクの恋人』村上春樹著を読んで

「どんなことでもそうだけれど、結局いちばん役に立つのは、自分の体を動かし、自分のお金を払って覚えたことね。本から得たできあいの知識じゃなくて」 (p72) 確かに役に立つのは、体を動かし、自分のお金を払って得たことかもしれない。つくづく思う。 …

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹著を読了

色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年作者: 村上春樹出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2013/04/12メディア: ハードカバー クリック: 3,074回この商品を含むブログ (322件) を見る 『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹著を購入し読了…

『完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈下〉 』佐野眞一著を読了

完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈下〉 (ちくま文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/10/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 8回この商品を含むブログ (13件) を見る

『完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉』 佐野眞一著を読了

完本 カリスマ―中内功とダイエーの「戦後」〈上〉 (ちくま文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2009/10/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (16件) を見る

『スプートニクの恋人』村上春樹著を読了

スプートニクの恋人 (講談社文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/04/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 67回この商品を含むブログ (367件) を見る

『FCバルセロナ』西部謙司著を読了

FCバルセロナ (ちくま新書)作者: 西部謙司出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2012/06/05メディア: 新書 クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見る

『庶民の発見』宮本常一著を読んで

「貧しき人びと」の中の「私有財産」の中に 主人の一存で泊めてくれるような家はだいたい東日本に多く、主婦に相談してから泊めてくれるのは西日本に多かった。これで私はその家ーひいてはその村の気風を判断するのである。(p52) というところがある。こ…

『東京奇譚集』村上春樹著を読んで

この短編集の中に「偶然の旅人」という作品がある。その中に 「かたちのあるものと、かたちのないものと、どちらかを選ばなくちゃならないとしたら、かたちのないものを選べ。それが僕のルールです。壁に突きあたったときにはいつもそのルールに従ってきたし…

『庶民の発見』宮本常一著を読了

庶民の発見 (講談社学術文庫)作者: 宮本常一出版社/メーカー: 講談社発売日: 1987/11/04メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 23回この商品を含むブログ (14件) を見る

『スプートニクの恋人』村上春樹著を入手

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『スプートニクの恋人』村上春樹著を注文

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『東京奇譚集』村上春樹著を読了

東京奇譚集 (新潮文庫)作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11/28メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 84回この商品を含むブログ (307件) を見る

『甘粕正彦 乱心の曠野』佐野眞一著を読んで

前半の部分は内容的にとても重く、読み終えるのに非常に時間を費やしてしまった。 満州に渡り満映の理事長になった「甘粕正彦」という人物は時間に厳しく合理的で行動が早かったそうだ。憲兵隊の時の一件はあったが魅力的に思えてくるのはなぜだろうか。甘粕…

『阿片王 満州の夜と霧』佐野眞一著を読んで

満州という国のことをくわしく知りたいがために読みすすめた。 特にこの部分 里見の趣味は、女道楽とハムエッグと、高級な舶来シガレットだった。 (p504) が里見という人物のことを述べたなかで、面白いと感じたところであった。でも「ハムエッグ」という…

『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上・下』佐野眞一著を読んで

すごく面白い作品であった。特に海燕のジョーの話が印象的であった。 今まで私の中にあった沖縄の印象がまったく違うものになってしまった。沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上(集英社文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/07/20…

『甘粕正彦 乱心の曠野』佐野眞一著を読了

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『阿片王ー満州の夜と霧』佐野眞一著を読了

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『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 下』佐野眞一著を読了

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『阿片王ー満州の夜と霧』佐野眞一著を入手

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『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上』佐野眞一著を読了

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上(集英社文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/07/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (16件) を見る昨日読了した。これはなかなか面白い。

『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上』佐野眞一著を入手

沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史 上(集英社文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 集英社発売日: 2011/07/20メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 37回この商品を含むブログ (16件) を見る

『象の消滅』村上春樹著を読んで

この短編集の中で「ねじまき鳥と火曜日の女たち」「パン屋再襲撃」「眠る小人」「沈黙」がなかなか面白かった。「四月の晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて」はまあまあという印象であった。 なにかもの足りなさが感じられるのどういうこ…

『日本の昔話』柳田国男著を読んで

「猿の尾はなぜ短い」に「海月骨無し」や「蝉と大師様」が面白く読むことができた。また「狐が笑う」という話もとても面白い。 「わらしべ長者」これはとても有名な話である。 「梅木屋敷」はとても教訓になる話である。 「うぐいす姫」はかぐや姫だろう。 …

『象の消滅』村上春樹著を読了

「象の消滅」 短篇選集 1980-1991作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2005/03/31メディア: 単行本購入: 11人 クリック: 231回この商品を含むブログ (248件) を見る

『約束された場所で』村上春樹著を読んで

普通の結婚をして普通に子供を育てることが修行なんだよと。それが本当にいちばん大変な修行なんだよ。 (p66〜p67) 元オウム信者であった波村秋夫さんが語った沖縄の有名なユタの言葉である。なんとなくわかるような気がする。 善悪を二つに割ってしまっ…

『日本の昔話』柳田国男著を読了

日本の昔話 (新潮文庫)作者: 柳田国男出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1983/06メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 32回この商品を含むブログ (52件) を見る