『スプートニクの恋人』村上春樹著を読んで

「どんなことでもそうだけれど、結局いちばん役に立つのは、自分の体を動かし、自分のお金を払って覚えたことね。本から得たできあいの知識じゃなくて」 (p72)

確かに役に立つのは、体を動かし、自分のお金を払って得たことかもしれない。つくづく思う。

理解というものは、つねに誤解の総体に過ぎない。 (p202)

こう思えばが誤解が多いことが多くてもなんとも思わないのかも。

いいですか、人が撃たれたら血は流れるものなんです。 (p206)

なんとも心に響いた。

スプートニクの恋人 (講談社文庫)

スプートニクの恋人 (講談社文庫)