『阿片王 満州の夜と霧』佐野眞一著を読んで

満州という国のことをくわしく知りたいがために読みすすめた。
特にこの部分

里見の趣味は、女道楽とハムエッグと、高級な舶来シガレットだった。 (p504)

が里見という人物のことを述べたなかで、面白いと感じたところであった。でも「ハムエッグ」というところが特に面白く思えた。
現代の日本と比較するととんでもなく違い、とてもこれが四半世紀前のこととかとも思えない。

阿片王―満州の夜と霧 (新潮文庫)

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