2013-09-11から1日間の記事一覧

『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』村上春樹著を読んで

自由を奪われた人間は必ず誰かを憎むようになります。 (p66) そう思う。 「おれが会社勤めからもうひとつ学んだのは、世の中の大抵の人間は、他人から命令を受け、それに従うことにとくに抵抗を感じていないということだ。むしろ人から命令されることに喜…

『あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝 』佐野眞一著を読んで

あぶく銭師たちよ!―昭和虚人伝 (ちくま文庫)作者: 佐野眞一出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 1999/01メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 78回この商品を含むブログ (20件) を見るそれぞれの虚人のことがそれぞれに興味深いものばかりだった。どの方が特に…

『FCバルセロナ』西部謙司著を読んで

「われわれのやり方で、ボールを70パーセント程度支配できれば、試合の80パーセントには勝つことができる」 88年にバルセロナの監督に就任したクライフの右腕として、”ドリームチーム”を支えたカルレス・レシャック(当時のコーチ)は、勝利のシナリオについ…

『スプートニクの恋人』村上春樹著を読んで

「どんなことでもそうだけれど、結局いちばん役に立つのは、自分の体を動かし、自分のお金を払って覚えたことね。本から得たできあいの知識じゃなくて」 (p72) 確かに役に立つのは、体を動かし、自分のお金を払って得たことかもしれない。つくづく思う。 …

2013年09月11日のツイート

@otakechibi: 少し読みました。 - 女の民俗誌/宮本常一 URL2013-09-11 15:37:08 via Hatena @otakechibi: “【読書感想】色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 - 琥珀色の戯言” URL2013-09-11 14:19:15 via Hatena @otakechibi: “村上春樹 音楽大全集 - …